上野敏郎の | |
上野敏郎の今週のコメント |
第1382回普段着のとかちミーティング |
〜ハンカチ落としとは〜
参加者は内側を向いて円になり、鬼はハンカチをもってその
外周を回ります。その際に、鬼は気付かれないようにハンカチを
落とし、ハンカチを落とされた人は鬼が1周して自分のところに
戻ってくる前に鬼を捕まえます。
ハンカチを落とすだけではなく、応用のルールとして背中を叩いたり、
音楽とベルを使って遊んだりとアレンジが利く楽しい伝承遊びです。
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〜遊び方〜
参加する人は鬼とそれ以外に分かれる。鬼以外の人は円になって
内側を向いて座り、鬼はハンカチを持ってその縁の外周を走ります。
鬼は気づかれないように一人の背後にハンカチを落とし、ハンカチを
落とされた人は鬼が1周して自分の所に戻ってくる前に、鬼を
追いかけなければなりません。
鬼がハンカチを落とした後、追いつかれることなくハンカチを落とされた
人のところに座り込めば鬼の勝ちとなり、鬼を交代します。
追いつかれた場合には、再び鬼とならなければならなく、鬼が一周してくるまで
ハンカチに気付かず、鬼にタッチされた人は円の中心に座らされて
遊びに参加できなくなるというルールがある場合もあります。
この場所は「便所」などと呼ばれ、新たに「便所」に入る人が
現れるまで出ることができませんが、「便所」の人への配慮として、
「鬼が5回変わるまで」などの時間制限が設けられることもあります。
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〜豆知識〜
★伝承遊びとは★
伝承遊びとは、日本の伝統的な遊びのことです。代表的な例としては、
鬼ごっこやかくれんぼ、折り紙などが挙げられます。
多くの保育現場や子ども同士の遊びの中で親しまれている伝承遊び。
その特徴は、複数の人数で行う遊びが多いことです。もちろん、中には一人
遊びができるものもありますが、ほとんどは2〜10人
でも遊べるような内容になっています。
今回ご紹介している「ハンカチ落とし」も伝承遊びの一つです。
子どもだけではなく、大人も楽しめる遊びとなっています。