開催日 令和2年1月4日(月)
話 題 とかち・消えた学び舎の風景[195]
−陸別町立川上小学校− (1916〜1964) |
≪あゆみ≫ ■大正05年 5月17日、小利別尋常小学校付属川上特別教授場として開校。
■大正08年 4月1日、淕別(りくんべつ)外1村戸長役場を設置。 ■大正11年 3月、川上尋常小学校と改称。 ■大正12年 4月1日、淕別村となる。(釧路国支庁管轄) ■昭和16年 4月1日、川上国民学校と改称。 ■昭和22年 4月1日、川上小学校と改称。
■昭和23年 10月21日、釧路国支庁から十勝支庁へ編入 ■昭和24年 8月1日、淕別(りくんべつ)村から「陸別村」に改称。 ■昭和28年 9月23日、陸別町と改称。(町制施行) ■昭和39年 3月31日、閉校。4月1日、陸別小学校へ統合。
陸別町は、その昔は釧路国支庁の管轄から始まる。陸別も、その前は「淕別(りくんべつ)」という地名だった。淕別とはアイヌ語からきているがリクンは高し、ベツは川、つまり「本流利別川より一段高い川」の意味だそうだ。
陸別町史は「淕」の漢字は余り使われることはなく、昭和24年に新たなスタートを期して村名を「陸別」に改称したと説明する。 川上地域の開発は明治44年の井出藤蔵氏の入地が始り。その後兵庫団体など多くの入地があり大正5年の開校となるがその当時の児童数を確認できる資料は見当たらない。
しかし、大正11年は81人の児童数であった。その後その数は徐々に減り、昭和初期は50人前後、同37年は30人、翌38年は10人と激減することになる。職務代理者も含め14人の校長先生の名前も確認できる。
校章、校歌の記録は不明。
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(文責:上野敏郎) |
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陸別町立川上小学校 校舎 (画:菅野孝雄氏)
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陸別町 町章 (文字&画:鎌田博文氏)
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